コーチ、監督、先生の違い

まさ隊長です。

最近の少年スポーツを見ていると、1人でコーチ、監督、先生をこなしてる人がたくさんいるように思えます。頭の中を切り替えながらこなしているのであればいいのですが、親もコーチも生徒もみんながごっちゃごちゃになっているのでうまくいってないように思えます。あのコーチ、なんで教えてくれないんだろう。うちの子が上手くならないのはコーチの教え方が下手だなとか。親、コーチ、生徒が同じ考えで同じ方向を見ていると強い子供が育つように思えます。それぞれの仕事の違いをまとめておきます。

コーチとは

スポーツを教えている人はみんなコーチと呼ばれていますよね。コーチとはスポーツのやり方を教えてくれる人じゃないんです。コーチングという言葉を耳にしたことがあると思いますが、コーチングとは選手のありのままを伝えてあげること。野球であれば、今肩が下がってたよ!ってコーチが伝えます。選手は調子悪ければ気がつき直します。特に調子悪くなければ直しません。直すも直さないのも選手次第ということです。選手は基本的にこうすることが正解だということがわかっている人にどうすればいいか伝えて気づかせてくれる人だと思います。監督に言われたことを選手に落とし込み出来てるとか出来てないをチェックする。選手の体調や疲れ具合なども見極めたり忙しいです。

監督とは

簡単にいうとチームの方針、方向性を決め、それをコーチに伝える人。メンバーを決め補欠を決め戦略を練る。相手を研究してどういう戦略を取れば勝てるか研究し、その時動けそうなメンバーでどう動けばいいか決める。

先生とは

慣れ親しんでいるのは学校の先生。ゼロからしっかり教えてくれます。ティーチングという言葉があるように理論から上手くなるコツとかしっかり教えてくれます。なんとかスクールというのはコーチというよりこちらの先生ですね。

それぞれを兼任するには

1人で人をしっかりと面倒見ることができるのはせいぜい30人と言われています。なので少数のチーム以外は兼任は難しいと思います。頭の切り替えができてない人も多いのではないでしょうか?個人とチーム、まずはしっかりとしたチームの目標設定をし、それに基づき個人の目標設定をする。チームの戦略を立てそれに基づき個人を指導していく。ゼロから基本を教えて成長過程から体力的、精神的なサポートまでする。こんなスーパーマンのようなことをするのは少数精鋭のチームにしかできませんね。

親も理解が必要

このチームのコーチは全然教えてくれない。このチームのに入ったら上手くなると思ったのに全然上手くならない。そんなことを感じていませんか?強いチームに入っても、子供が上手くなろうとしなければ上手くならないし、やる気がない人にはコーチングしてみようもないし、チームによっては基本はわかっている上でしか教えなかったり。ティーチングはしないチームだったり。勝つためのチームならやる気ない人は邪魔なだけだから面倒見ないし。なぜそのチームに入ったのかが大事ですよね。

まとめ

まずは選手。やるのは選手ですからね。選手がやりたい、勝ちたいと思わないと何も始まりません。親がやらせたいとか、コーチが勝手に勝つためにとか言ってるしとか。みんなが同じ方を向いていますか?まずは選手がやる気を持つこと。そこにコーチが技術面のサポート。親は選手の心のケアをし見守る。三位一体が不可欠だと思います。選手が、コーチが、親が、まずは自分以外がどこを向いているのか?目標設定は同じか?確認するところから始めてみてください。

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