仕事におけるホウレンソウとは
まさ隊長です。
仕事におけるホウレンソウは誰もが大事と思っていますが、正しく理解できてないとうまく活用できません。部下が出来てないというよりは上司が正しく理解できてない場合が多いように思います。
ここでしっかりもう一度考えてみましょう。
ホウレンソウとは?
報告、連絡、相談
の頭をとってホウレンソウといいます。
報告とは
報告とは、任せられた仕事に対し,このようになりましたと報告すること。
事後報告とは、任せられた仕事中、トラブルがあったが自分で対処法がわかっているので対応してうまくいってする報告。
対処法がわからない場合,その場で相談するのが一般的だが、上司に怒られるとか、話するのがめんどくさいとか,こうすればいいと思ったとか,後々トラブルになる。
〇〇がこうなりました。
〇〇はこのような状況です。
連絡とは
こちらから相手にこうしてくださいと伝えること。一斉連絡できないと、言ってなかったっけ?とかトラブルになる。
明日〇〇を持ってきてください。
〇〇時までに集まってください。
相談とは
業務を遂行中、判断つかないことを依頼先に自分の意見について相談する。このように思うのですがどう思いますか?
この時単にどうしましょう?だと言うことを聞くだけの人。自分ならどうする?を考えて,
〇〇しようと思うのですがどうでしょうか?
〇〇の状況なので〇〇にした方が良いと思うのですがどうでしょうか?
ホウレンソウを実行しないといけない理由
マクロとミクロの考え方ができなくなります。そうすると正しい判断ができなくなるんです。詳しくはこちら。
別記 仕事におけるミクロとマクロの考え方
例えばあなたは右だろう。誰が考えても右だろう。と思うかもしれないが,もっと情報量の多い依頼者の判断は,一般的には右だがこの場合は左だよ。となることもあります。
この場合、一般的な捉え方がミクロで、もっと情報量の多い依頼者の考え方がマクロとなります。
その情報を集めるため,正しい判断をするためにも、正しい報告、連絡が必要になります。
ミクロとマクロから見る政治とホウレンソウ
昨今、コロナウイルス関連で政府はあらゆる状況でむづかしい判断を迫られています。
テレビでは芸能人や元政治家、元官僚なんて人が,素人みたいな人ももっともらしいコメントをしていますよね。情報の少ないミクロのコメントです。
本来ならホウレンソウが機能する組織で,政府に全ての情報が集まり総合的に判断するべきなんです。
ですが現在のところ細かいことまで足を引っ張る材料を調べて引き摺り下ろそうとする。牽制の仕方が幼稚ですよね。細かいところを調べて,このような状況もあるのにこんなことでいいのか?こちらではこのようなことも起こっていますよ?情報を集めて,もっとこうしないとダメじゃないのか?みたいな本来の少数派の意見を届けることもできず、スキャンダルで足を引っ張ることしかできない。会社組織でも同じようなことが起きているところも多いと思います。
もっと情報を政府に集め、多数が納得する結論に導く。こんな政治が必要だと考えます。
人は反抗されると反対の行動をする。同じ方向を見てもっと良い,ホウレンソウができる環境があり,大半が納得する行動を考えた方が少数派を納得させる結論を出せたら良い方向に向かっていくと思います。
まとめ
仕事を任せられているのにホウレンソウをしないと言うことは,あなたの小さな傲慢です。上司に任せられるのはきちんとホウレンソウができるから。それができないのに上司の批判や引き摺り下ろし入れ替わろうとしても、結局同じ体制にしかなりません。部下でもきちんとホウレンソウができ,意見も述べれる人は必ず認めてもらえます。上司に認められなくてもその上の人が見ています。
ですが,ホウレンソウの意味をきちんと理解できていない組織や人は沢山います。情報を正しく活用できないと、どうせ報告しても無駄だとか、部下の人もやってられなくなりますね。今一度ホウレンソウをしっかり理解することが大切だと考えます。
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