TOTOスワレットを取り付けました。
まさ隊長です。
和風便器、いや設備屋的正式名は兼用便器を洋風便器化できる。
あ〜。確かあったなぁ。なんだっけ?
調べました。TOTOのスワレットでした。
30年近く設備屋ですが、見たことはありましたが取り付け初体験です。
調査から取り付けまでまとめてみました。
自分で取り付けされる方の参考になればと思います。
スワレットとは
写真のような段がついている和風便器(兼用便器)に取り付けて、洋風便器化できる優れものです。今回は、飲食店で飛び散らないようにとのことで取り付けることにしました。
スワレットの種類と選択方法
2種類あるらしく、便器やタンクの形で種類が違います。
基本的に既存便器がTOTOの便器やタンクでないと取り付かないそうです。
以下に今回使用したチェック表を載せておきます。
、
チェック表によると今回はCS501と言うことになりました。
ウォシュレット(洗浄便座)やウォームレット(暖房便座)普通便座も取り付け可能かどうか調べる必要があります。下記のリンクより見てください。
今回はウォシュレットを付けます。
TOTOスワレットの取り付け方法
電気工事
ウォシュレットようのコンセント工事です。普通便座の時は入りませんが、ウォームレット(暖房便座)ウォシュレット(洗浄便座)の時は電気工事が必要です。まさ隊長は資格があるので工事できますが、電気工事士出ない人は電気屋さんに頼んでください。
ウォシュレットの定格電流が100V電源で320w(ワット)なので3.2A(アンペア)です。トイレの照明、換気扇コンセントより分岐することにしました。
ブレーカーが20Aまでです。ワット数の合計で1500Wに収めるようにしましょう。それ以上の場合別系統より分岐しないといけません。
(オーバーした場合ブレーカーが落ちてしまいます。)
コンクリートの壁なのでモールで下ろします。
床を水で掃除するのでコンセントを高めに取り付け完成です。
本体取り付け
本体を取り付けます。
既存の便器にPシールを貼って便器をおきます。
床面より10mm以上上がっている場合Pシールは入りません。
2箇所ビスで止めます。今回はコンクリートのため、ドリルで穴を開け付属のアンカーにてビスを取り付けます。
説明書通りにパッキンを入れて洗浄管を接続します。
パッキンがわからなくなったらこちらの動画を参考にしてください。
ウォシュレット取り付け
ウォシュレットを取り付けます。
取り付け用の金具を便器に取り付けます。
強く締めすぎず、動かない程度にしめつけます。
横からウォシュレットをさしぐらつきがないか確認します。
ぐらつく場合、最初の取り付け金具を増し締めします。
給水止水栓上部より、付属の分岐金具にて取り出し接続します。
既存のへリューズ管が長い場合銅管カッターでカットします。
長さを間違わないように、しっかり差し込み寸法を取ってください。
コンセントをさして完成です。
チェックポイント
今回は床を水洗いできるタイプなのでコンセントの高さを上の方にしました。
トイレットペーパーの位置も変えましょう。
洗浄管を撤去する際、タンク内部金具破損に気をつけましょう。
パッキンが多いので、どれとどれを組み合わせるのか大変ですが、パッキンの意味を理解すれば簡単です。
こちらは動画にまとめてみました。
まとめ
飲食店で兼用便器だと酔っ払いの男性のマトはずしで汚くなりがちですよね。
やはり今の時代は男も座ってするのが良いのではないでしょうか?
掃除する方のことを思えばトイレはきれいに使いましょうね。
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