まさ隊長から見た今まで建設業とこれからの建設業

仕事の話

まさ隊長です。
いつの時代も10年先を読み今を行動することが大切なのかなぁ。
最近よく耳にすること。
・人材不足で仕事が取れないから儲からない。
・若者が少し仕事を覚え、これからって時に辞める。
・取引先が高齢化で。
などなど、少子高齢化の時代の波をもろに受けていますよね。
そんな中、対策している企業もあれば、何もしていない企業も多いように感じます。現在現場を支えているのが第2次ベビーブームの世代です。
まさ隊長はど真ん中の世代ですね。

この世代を境に労働人口がどんどん減っていき少子高齢化に突入するわけですが、、職人の高齢化と若手不足になっている企業も多いのではないでしょうか。10年後はどんな世界になるのか、AI,loTなど技術進歩が速すぎて、想像もつきませんが。技術進歩で、簡単施工、技術不要、知識が無くても簡単に!って商品も増えていますが、建設業は人の手で作り出すもの。そう簡単ではないですね。
いくら施工が楽、人手がいらない、技術を要しない施工という商品が増えてき
ても労働人口が減った分を補う程度で、これからもっと労働人口が減る部分を補うには足りないですね。
建設業って絶対に人の手を加えないとならない仕事なんです。

今までの感覚だと、20年前はバブル崩壊後でもまだ仕事量や請負金額にも余裕がありました。そこから仕事が減少、公共事業も無駄の削減で減ってきて、デフレ真っただ中。とはいえ伸びている企業もあったと思いますが、当時のつゆぞうは生きることに必死で、周りの企業を研究する余裕はありませんでした。今は皆、ぎりぎりで生き延びる方法を見つけ、デフレに拍車がかかり、お金は使うより貯めるためのものになっているような気がします。
一発当てようと冒険する人もいなく、低金利でお金を借りられる世の中になっても堅実経営されている方が増えていますね。

あくまでまさ隊長の個人的な見解ですが、年配者がお金を貯めるために従業員に働かせ、労働環境も改善せず役員報酬は変わらないって企業が多いように感じます。
つぶれはしないけど、会社も車もボロボロとか、作業着がださくてやだとか、道具が古いとか。設備投資もしない、従業員へ投資もしない。
これではみんな建設業で働くのが嫌になりますよね。

今後10年を生き抜くには、考え方を変えていく必要があると思います。
人の育て方ではなく、早く効率よく人を育てる方法の構築とか、なんでも情報が手に入るネットの時代だからこその人の育て方を実現できたら10年後は強い企業に成長できると思います。
若者と熟練者が共に気持ちよく働ける共通点を見つけ出せたらよいのですが、仕事が少なく、儲けも少ない、年金があまりもらえない状態で、働く場所の確保が必要で、定年を延長しなければという時代。技術を見せつけお前にはまだ早いと決めつけ自分の存在価値をアピールして会社に存在する方の意識改革は無理でしょう。そんな方が若者を育てられると思いません。
経営者にとって厳しい選択を迫られる10年でしょうね。

それと、建設業の専門職が減ると思います。
一つの企業で複数の業種の技術をもてれば、仕事量の確保、利益の確保はできると思います。工程管理も楽になり、経費も節約できます。トータルのコストも下がるし発注者も請負者も双方の利益があります。
職人の幅を広げればいい。でもどうすれば。。。

われわれベビーブーム世代が学ぶことをすればいいだけだと思います。
俺はこれでいいや、ではなく、もう一度色々なことにチャレンジし、その姿勢を若者に見せることが大切だと思います。
そして技術を広く持ちあらゆる状況に柔軟に対応できればまた一歩、別の世界が見えるような気がします。

こんな風に考えられる建設業の方が増えたらうれしいなぁって感じます。

 

 

コメント

  1. […]    今まで建設業とこれからの建設業 […]

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