たばこをやめて思うこと

まさ隊長です。
先日、1月の終わりに娘の誕生日でした。
その誕生日にタバコをやめて14年が経ちました。
止めたら視界が変わり感じ方に変化が出ました。
最初で最後。タバコをやめた事について思うことをまとめてみます。
これからタバコを止めようと思う方、
禁煙者はどう思っているか心の声を知りたい方の参考になれば幸いです。

やめるきっかけ

きっかけ
佐渡へ出張し、帰りのフェリーを待っていました。
娘の誕生日ということもあり佐渡の金粉カステラを買い、昼食のうどんを食べていました。
その時、急に胸が苦しくなり脂汗が額に流れていました。
我慢したままフェリーに乗り、新潟に着き、タクシーで駅へ。
長岡まで新幹線に乗り、駅まで妻の迎え。その頃には胸の苦しみや脂汗は落ち着いていました。
一応病院へ行き診てもらうと、なんと肺気胸。その場で手術とのこと。
今日、娘の誕生日なので明日朝来てもいいですか?と聞いたら、すぐやらないとダメだという。
あの、ドラマで見たことがある、人が道で急に倒れ、その場で医者がボールペンを折って体の側部に挿し空気を抜くというあれです。
肺が萎んだままだと、風船が萎んでくっついて、膨らまそうとしても膨らまなくなるというような感じとの事。すぐ肺の外に漏れた空気を抜いて肺を膨らまさないと肺がダメになるというのだ。
苦しいのが少し治まったのは、まさ隊長の体が片方の肺で生きる選択をしたようだ。
麻酔をしてホースを入れる手術。麻酔をし肋骨の間からメスを入れる。
あ〜、だめだ。厚い。と言う声が。どうやらまさ隊長の体は脂肪が厚いらしい。
しばらく格闘し、やっとぶしゅ〜っと空気が抜ける。成功したようだ。

後々色々聞かされて、肺に穴が開いても自然と塞がることもあるそうだ。
その一言でタバコを吸う人の肺の中の写真を思い出し、
え?待てよ?
もしタバコを吸っているときに穴が開き、肺の中だけでなく肺の外まで黒くなったら?
そんな想像をしたら一気に気持ち悪くなりその日から2度とタバコを吸うことが無くなりました。
吸いたいなぁって思うことも無くなりました。
今思えば、その場で病院に行かず帰る選択をしたまさ隊長の娘への愛は凄まじいなぁと思う。

喫煙者と過ごして思うこと

元々吸わない人がどう思っているかはわかりませんが、禁煙に成功すると特に臭いに敏感になります。
そんな禁煙者のあるあるを書き出します。
これは、愛煙家に対し禁煙者は絶対に口に出さないことで愛煙家のタバコを吸う権利を尊重しているので口には出しませんが、ほとんどの人が感じている事だと思います。
ほんと、口に出さないところが偉いですよね。言ったら何倍にもなって屁理屈が返ってきますからね。まさ隊長も屁理屈並べていたので愛煙家の気持ち、よくわかります笑笑
愛煙家の方、怒らないで見てくださいね。

・とにかくタバコくさい。あんなにタバコ好きだったのに、心の底から嫌いになる。
・禁煙者に対しほぼ気を使わないところがありえない。
・気を遣ってるつもりか、煙を吐く方向をこちらに向けないようしても火をつけた瞬間から臭い。
・一緒に飲みに行くと着ているものを即ファブリーズかクリーニングに出す。
・酔っ払って、どんなに遅く帰ってもシャンプーする。
・吸ってないのに臭い臭いって言われる。
・臭くて酔いが覚める。
・鼻の穴の中までタバコ臭くなり辛い。指を突っ込み洗う。
・外ですって室内に入ってきても服についたタバコの臭いは半径3メートルは臭い。
・吸い殻を溜まるまで片付けないから臭い。ほんと片付けない。
・ポイ捨てしてないと言うが、吸い殻は落ちている。
・食後の一腹&コーヒー後の打ち合わせの口のタバコとコーヒーの混ざったニオイが臭い。
・アイコスなら大丈夫!って言うけどアイコスも臭い。なんなら煙より臭い。
・煙の匂い好きだから大丈夫だよ!って、マジで信じないで欲しい。
・喫煙コーナーは、仕切られているが、外まで臭い。
・タバコ吸える店、できれば行きたくない。入り口付近の喫煙所、まじあり得ない。

まだまだありますが、子供の前で吸うと、学校にそのニオイを持っていくのです。
会社で吸わない人の元にニオイを持っていくのです。
子供も学校で嫌な思いをしているんだそうですよ。親には言えないんだって。
子供も親が吸っていると臭いに対し麻痺するんですって。まさ隊長の娘も嫌な思いを
していたようです。
申し訳ない!!

禁煙して良かったこと

何より、吸わない方々が普段思っていたことがわかったこと。
ものすごい感情を押し殺し、言っても無駄だから。揉めるし無駄な体力を使わないことにしよう。と、ダンマリを決めているところがわかった。
あの煙地獄は、吸っていた時には全くわからなかったことで、本当に、申し訳ないことをしていたと思う。受け入れるではなく諦めるですね。
今は、会社の社長として、吸わない人の気持ちを尊重できるような環境作りをしようとおもいます。

ご飯が美味しくなったと言いますが、元々美味しかったので、特に変化は感じられませんでした。
決して馬鹿舌では無いと思います。

あと会社帰りにタバコを数え、買わないといけないからと自販機やコンビニを探さなくても良い。そういった時間を作るというストレスがなくなり生活が楽になりました。

残念なことに、一度黒くなった肺は元のピンクには戻らないんだって。
副流煙で他人の肺も黒くする愛煙家をやめたことはよかったことだなぁ。

喫煙者のメリット

・子供と花火!
 タバコを止めると蝋燭に火をつけてあげれないんです。
・墓参りや仏壇の線香、蝋燭!
 専用の墓参りセットを作って、ライター完備にしました。
・誕生日ケーキの蝋燭!
 こちらも専用にライターを完備しました。
・バーベキューの着火
・ガス溶接の時の着火

結構、あ!ライターがない!!
って場面あるんですよね。あちらこちらに完備するようになりました。

あと綾野剛さん、彼がドラマや映画でマジうまそうにタバコ吸うんですよね〜。
あれは見ててほんとに気持ちいいです。ニオイは映像で伝わらないので良いです笑笑

喫煙者のデメリット

健康が!とかは言いません。
会社の社長目線の話です。
もし、会社の社長が愛煙家であれば、やめなくて良いと思います。一緒に吸ってあげてください。
そのほうが、我慢しなくていいし、可愛がられると思います。
民主主義なので、そんな会社が嫌ならやめればいいんです。

禁煙の社長のもとで働く場合ですが、
・喫煙者の車は専用になる。臭くて乗れない。灰が散らかって汚い。一緒の移動は地獄。
・車の下取りの評価が落ちる。
・トラックなど共用車が臭くてたまらない。窓を開けて吸っても臭いです。
・車内に喫煙場所を作らないといけない。禁煙者にはない優遇。お金の使い方。
・喫煙に関するルールを作らないといけない。
・吸殻を見るといつ片付けるんだろうと思う。
・事務所の中が臭くなる。
・もし、禁煙のお客さまのところに訪問したらと思うと。。。
・火事のリスクが。
先日旅行先で、喫煙所の灰皿からもくもく煙。あわや火事。大声でお店の方を呼びましたよ。

禁煙の会社の社長はこんなことを思っていると思います。100%ではないでしょうが、少なからず評価の対象になるでしょうね。
まさ隊長の会社では、吸わない人は1万円の手当が付きます。
禁煙14年でそんなに嫌いになるもんなんですね〜。
こんな会社が嫌なら辞めればいいんです。吸える会社に行けば良い。

家庭での喫煙者

これは娘に聞いた話。
以前は夫婦で吸っていまして。
この記事を書くにあたって色々話をしました。

学校で先生にタバコ臭いと言われたとか。
だからタバコやめてと言えばどうせ怒られるとか。
車で吸われた時は口で息をしていたとか。
だから吸ってないけど肺は黒いとか。

吸った灰皿は、吸わない人が片づけるなんてことは無いですよね?
吸わない奥さんが片づけるとか。人が吸った物を片付けるほど苦痛はありません。
まさ隊長の会社も以前、愛煙家がいまして、灰皿を誰も片付けない、言ってもやらないのでまさ隊長が片付けていました。イライラしかしませんでした。
自分が言うことを聞かせられないのが悪いと思っていましたよ。

今では考えられないほど子供たちに迷惑をかけていたんだなぁと思いました。
もう鼻が麻痺してたんだそうです。自分の子供にこのように思われていたんだと、わかっただけでもよかったです。
今は7人家族、クリーンな生活しています。

まとめ

まさ隊長もそうでしたが、自分が吸うことで、他人やその家族にまで影響があるんだ。と理解している愛煙家は少ないと思います。
想像してください、自分のタバコの臭いがついた相手が家に帰り、その家族まで嫌な思いをしている姿を。そこに妊婦さんがいたら。赤ちゃんがいたら。もし、お金を使いクリーニングをなんて。
タバコだけではありません。
何も言わないのは相手を思ってのこともありますが、言っても無駄だと思われていることを。
まさ隊長は基本的には、人がどう思うかではなく、自分がどう生きたか。が大事ですが、
その生き方の中に気配りや配慮を忘れないように生きていきたいと思います。
相手があって社会が成立する。やっとそんなことを感じられる年齢になりました。
これからは、自分中心の生活から、相手と共存し寂しくない老後を迎えられるように力を注ごうと思いました。



 

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